*****かな文字の部屋へようこそ*****

クラシカルな作品と大字がな作品 時々 季節の花なども

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大雪の前日に

14日に行く予定にしていた展覧会を1日繰り上げ13日に観に行きました。



場所は乃木坂駅の上にあります『国立新美術館』です

2014-2-17(1)


第39回 あきつ会書道展 本日まで開催しています

2014-2-17(2)


創立者 仲田光成先生の遺墨

2014-2-17(3)

見おくるにめの離されぬ花野かな 千代尼
シャープで素敵ですね。古筆の香りを醸し出しつつ仲田先生の高雅な持ち味が表れています。




米本一幸先生の作品

2014-2-17(4)

秋の夜の月をゆきかとながむれば 梅雨もあられのこゝちこそすれ  西行

米本先生の作品もとても好きで、毎回拝見させていただいております。
シンプルでありながらほんわかとした温かみがあって、観る人の心を和ませてくれる素晴らしい書です。
私もこういう作品がつくれるように日々稽古しないと、と思います。



永田翠幸先生の作品

2014-2-17(5)

筏おろす佐保の川かぜふきぬらし うきて渡るゝ秋の夕霧 他1首    藤原家賢

永田先生の書は中字~細字の作品を拝見したのが最初で、古筆の流線美をエキスとした作風で、その典雅さにひかれて毎回拝見させていただいております。
平安時代の香りがする作品です。雅ですね。




仲良くしてくださっているM先生の作品

2014-2-17(6)

ひらくほど紅さしてくる大牡丹  石原八束


『書は人なり』と言いますが、M先生の作品はいつもクールで颯爽としていて、先生そのものです。
線の緩急や墨色の変化、潤渇などはもちろんのこと、ぼかしの画仙紙の扱いも卓越していらして、羨ましく感じております。



偉大なる書道家とその門人たち。同じ美意識を持ち、そして各自の審美眼を養い、さらにその美しさを後世に伝えていく。

衣食住のように欠かせないものではないとしても、モノが満たされた後には、こういうものがあってもいいと思う。
強いるものではないけれど、触れてみることをお勧めしたい。





そして・・・まさか翌日が大雪とは、このときは知る由もなかったのでした。

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テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/02/17(月) 00:28:50|
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和様の魅力

7月13日から9月8日まで東京国立博物館にて特別展『和様の書』が開催され、連日盛況でした。
期間中、数回展示物が入れ替わるので、7月末と8月末の2回、拝観しました。

2013-9-17(1)

中国から仏教の伝来とともに我が国へ入ってきたのが中国からの正統派「漢字」
それに対して、その正統派漢字を和風好みに磨き仮名ともうまく調和可能な日本風「漢字」
前者を「唐様漢字」と称した場合、後者を「和様漢字」と称する。
そして平安時代にいたり、かなと共により漢字は高雅に和様の姿に定まっていく。
私の中では和様の書というのはこういうイメージなのですが。

古筆の中でもかなと漢字の調和が素晴らしい和漢朗詠集等や世尊寺流(藤原行成の系譜)などは和のスタイルの書風であり
特に世尊寺4代目藤原定実は、私のライフワーク作品の研究対象でもある国宝「元永本古今集」の推定筆者とされており
現存する古今和歌集中、最古の完本であり、和様漢字や平仮名の他多種多様な変体仮名の使用
構成も多種にわたり、当時の和様の書風のすべてを網羅していると言っても過言ではないと思う。
もちろん特別展「和様の書」でも一番いいブースに「西本願寺36人歌集」と共に展示されていました。


初学者は、「高野切」から始まり「関戸本古今集」、「寸松庵色紙」「継色紙」「升色紙」などを学ぶのが定石であるが
その先、より審美眼を磨くものとして、上にあげた「元永本古今集」もおすすめしたいです。
何よりも資料として完本現存するというのが魅力です。


展覧会に足を運んだ高校生や大学生、また一般のお弟子さんは、皆一様に「元永本古今集」に魅了され興味を持ち始めたようでした。
「元永本古今集」は私が一足先に研究し始めているので、学ぶことに関して困ったことがあれば適切に対応できると思いますので、チャレンジして欲しいなと願っています。

そしてこの場にも過去の臨書作品をUPして、お弟子さん達がより自国の字に愛着が持てるよう、過去と現在の橋渡しが出来ればと思う限りです。



元永本古今集 巻第17 臨書作品

和様漢字や変体仮名が多く使用され「和様の書」の雰囲気がする箇所ですね。

2013-9-17(2)

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  1. 2013/09/17(火) 03:22:35|
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文化勲章受章のかな書道の巨匠 生誕100年の書展

関西のかな書道の巨匠で、文化勲章受章の杉岡華邨先生が昨年99歳で逝去されました。
関東のかな書道に属している私も、日比野五鳳先生の流れを受けた杉岡華邨先生の独自の美に憧れとロマンを感じておりました。
そして今年、生誕100年の記念の書道展に行ってきました。

遺墨とは思えない、今でもなおどこかで筆を撮っていらっしゃるような、生きている作品の数々。

展覧会作品、美術館所蔵の作品、冊子、折帖、額、条幅、古筆はもちろんのこと法帖の臨書まで
凝縮された作品が次から次へ、最後の展示作品までじゅうぶん過ぎるほど堪能させていただきました。


書展のチケットの作品もまた高雅この上ない玉品

2013-3-11


いいものを拝観したあとの清々しさ。
そして作品はその人の人生を映している。
私も少しでも多く字を書いていこうとあらためて思った。



テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/03/11(月) 04:30:09|
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東博へ行ってきました 

先週末、東京国立博物館の特別展『書聖・王羲之』を観に行ってきました。

もしかして中国から色々と借りてきているのかな、と思っていたら、数点を除いてすべて国内所蔵のものだった。
これほど日本人によってコレクションされてきた極上の美術品は他にはないだろう。あらためてその偉業に感動を覚えた。

パンフレットには王羲之筆となっていますが、現時点で真跡が発見されてなので、展示されているものはすべて唐時代の真跡を臨摸したものや碑にして拓本にしたり、というものですが、それでも当代の能書家にさせているのだから、それが真跡でないとわかっていてもかなり素晴らしいものなのですよね。

二玄社から出ている『蘭亭叙』に掲載されている定武本・紳龍半印本・褚遂良の臨摸など、稽古の時に常に目にしているものでも、やはりその時代のモノを目にすると鳥肌の立つ思いがします。

王献之や智永など親族の書や王羲之以前の文字の変遷、王羲之以降、影響を受けた書道家の作品など、王羲之を中心として、中国の書の流れもつかめてなかなかおもしろい。

30代半ば、現役大学生に混じって書道史を受講した。
その時学んだ碑や法帖、集帖などが再び目の前に実物の形として現れていたので懐かしく思った。

ををっ!と驚いたのが
『臨王羲之尺牘・秋萩帖』伝 藤原行成 筆。
かなの展覧会では『秋萩帖』の部分が展示されていて、他の部分は閉じてある。
展示されているのを観ると、両面書写の料紙に書かれていて、そのせいで秋萩帖が開いてある所に裏に書いた字が所々透けて見える。
なるほどこれは王羲之尺牘の臨書の部分なのだと。
両面書写の料紙というのは最近ほとんど見かけないので、こういうところも貴重であった。


3月3日まで開催中。

2013-2-18




テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/02/18(月) 02:30:16|
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展覧会めぐり 乃木坂→日本橋

あっという間に2月も半ば。
11日は祝日で仕事もオフでしたので展覧会めぐりを。

まずは乃木坂、国立新美術館にて18日(月)まで開催中の『第38回 あきつ会書道展』へ。

2013-2-15(2)

こちらには、毎日書道会の会員仲間として親しくさせていただいているM先生が出品されているのでうかがいました。

あきつ会は仲田光成先生が創立されたかな書道の団体で、現在の会長は米本一幸先生です。
こちらの会の線質はシャープなタイプと温和なタイプに分かれているように感じます。


遺墨 仲田光成先生

2013-2-15(3)

あしびきの山した繁くはふ葛の たづねて恋ふる我としらずや  兼覧王

創立者の仲田先生はどちらかというとシャープで極めて古筆のようなクラシカルで高雅な雰囲気。やはり神様ですね。




米本一幸先生

2013-2-15(1)

うつくしきともる屋嶋の灯を見つつ 船はゆくなりくらき海原  大井広

米本先生は温和な線質で構成・余白ともに上品な雰囲気。ホッとするようなやさしさがあります。



永田翠幸先生

2013-2-15(4)

山にして遠裾原に啼く鳥の 聲のきこゆるこの朝かも  島木赤彦

永田先生は米本先生の雰囲気に近い作風ですが、仲田先生の線の冴えも学んでいらっしゃるように見受けられます。
昨年のあきつ会の作品がとても印象的で、それからというもの、展覧会のたびごとにじっくりと拝見させていただいております。


仲良くしていただいているM先生

2013-2-15(5)

古に恋ふる鳥かも弓弦(ゆづる)はの御井(みゐ)の上よりなきわたりゆく  弓削皇子

墨色の変化、潤滑が抜群!平面芸術でありながら立体感があり、字をモチーフとした造形になっています。
凛としてカッコイイ先生を彷彿とさせる快作です。



国立新美術館から日本橋へ

日本橋高島屋『現代女流100人展』14日まで開催でした

毎日書道会の女流書道家の展覧会。
漢字・仮名・近代詩文書・前衛書・篆刻・刻字・・・自分の専門以外のジャンルの作品が拝見出来るのも勉強になります。そして楽しいものです。
運よく出品者の席上揮毫が見られました。
筆のタッチを見ようと目を見開いて大きなモニター画面を見ましたが、筆さばきが早くてよくわかりませんでした~。
残念

テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/02/15(金) 01:16:00|
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プロフィール

コウ

Author:コウ
展覧会活動の他、東京・渋谷区や埼玉・川越市や所沢市で書道を指導しております、コウと申します。

展覧会では大字かな作品を出品し
ライフワークではクラシックな細字作品を作っています。


☆書道教室や書道展、その他お問い合わせは

tomonori015015@gmail.com

までよろしくお願いいたします。

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