*****かな文字の部屋へようこそ*****

クラシカルな作品と大字がな作品 時々 季節の花なども

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臨書作品 元永本古今和歌集 巻第6

パソコンを新しくしたので画像の加工の仕方になれるため
過去の作品の画像を縮小してUPします。

平成10年秋に制作した『元永本古今集・巻第6』の臨書作品(冊子)。


臨 元永本古今和歌集・巻第6 表紙

2013-11-17(1)


『元永本古今和歌集』という国宝の筆跡を平成8年から研究しています。
平安時代末に作られ、古今和歌集の完本(仮名序1巻+20巻)の最古のもの。
推定筆者とされているのが当時の能書家、世尊寺家の4代目、藤原定実。ちなみに初代は藤原行成。
定実の書風は和様漢字と仮名の見事な調和美。
用筆・構成・料紙の色彩に合わせた多様多才な書きぶり
多くの変体仮名を使用し、多くのエキスを学ぶことができます。
これを毎年1巻ずつ21年で作ってみようかとあまり深く考えずに始めたわけです。



色変わりの料紙のところ

2013-11-17(2)

今から15年前に執筆したものです。近視だった頃なので、料紙に顔を近づけて必死に書いていました。
料紙は唐紙で20枚使用。結構高価な料紙なので、必要枚数しか購入できません。
したがっていつも1発勝負です。

展覧会で大きな作品を作っていると、基礎の勉強がおろそかになりがちですので
こういう古筆の臨書作品や細字作品を時間の取れたときに制作していました。
地道で苦しい作業ですが、作品を作り上げた時の達成感と
その直後の放心状態は、妙な感覚でもありますが悪くはありません。


そして最後の装丁も当時の資料を探し自分で和綴じ。綴葉装(てっちょうそう)といいます。

また少しずつ過去の作品をUPさせていただきます。
お目汚しではございますが、ご高覧賜りますと幸いでございます。


画像の縮小は、このくらいでよろしいでしょうか???

テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/11/17(日) 03:18:56|
  2. ライフワーク作品
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粘葉装 冊子 古今和歌集巻第4 秋歌 上 

先月末、師にお見せしたあと雅印を押しましたので、遅くなりましたがUPします。


表紙

サイズ:17.0㎝×12.5㎝ 
2013-10-5(1)




開いた時のサイズは、ちょうど半紙横2分の1の大きさです↓
料紙を中表に2つ折りにし、紙の裏の折山から各5㎜幅にのりをつけ次の料紙と貼り合わせる。

波文様
初めのところですね・・・ ちょっと緊張してますねぇ。

2013-10-5(2)

紅梅~藤色ぼかし
緊張するのは最初のページだけで、後はただ書き続けるのみです。

2013-10-5(3)

淡黄色に金銀の箔
2013-10-5(4)


最後のページ
最後の1首を広い空間におさめ、雅印を次のページに押してみました。

2013-10-5(5)


粘葉装の特徴

2013-10-5(6)
各料紙の裏中心をのりで貼り合わせていくので、裏はきれいに開きません。


2013-10-5(7)

横から見ると特徴がよくわかります。蝶々のようにひらひらしているので胡蝶装ともいいます。


落款

細字用の印のなかでも一番好きなもの。使う頻度も1番です。酒井子遠先生刻
2013-10-5(8)



本日もご高覧ありがとうございました。

今年中には、また元永本の臨書作品を作る予定です。




テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/10/05(土) 02:09:43|
  2. ライフワーク作品
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元永本古今集巻第17 臨書作品


展覧会作品、研究会作品、平素の勉強と慌ただしく過ごしております。
その合間に書きあげた臨書作品を和綴じ(綴葉装)してやっと出来上がりましたので更新いたします。

今回の作品は 元永本古今和歌集 巻第17、毎年夏になると1冊ずつ作っているものです。


表紙

2012-9-29(1)

題箋の料紙は表紙の見返しと同じです。題字に揮毫するのもやや慣れてきました。



書き出し部分

2012-9-29(2)

巻第17は雑のところですので、色々な歌があります。ページ数にして50枚ほど。執筆所要時間12時間もやむなきか。
まだ何とか集中力は持続しています。


和綴じの綴目

2012-9-29(3)

綴葉装は5枚ずつ料紙を重ねた束の複数を綴じていくもので、わりとち密な作業ですが、やはりそのぶんしっかりと綴じることが出来ます。
綴じ糸はページのほぼ真ん中から始まり左右の束を通ってまた真ん中に戻ってきて結びます。
結び目も中央で結んだ後、上下で結んであり、見た目もきちんと美しいです。
平安時代当時の代表的な綴じ方だそうで、現存の元永本古今集(国宝)も同様です。

装丁まで同じにすると臨書作品というよりは複製に近いですが。


あと、残り巻18・19・20となりました。
もう一息!

テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/09/29(土) 03:45:22|
  2. ライフワーク作品
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平成15年の作品を壁にかける

月末は仕事オフにして作品の整理や勉強などに充てています。
今日は稽古部屋の壁に額作品をかけてみました。




2011-10-29

平成15(2003年)年3月 所属会派の社中展に出品したもの
古今和歌集抄・春夏秋冬の歌 18首
作品サイズ:縦28,0cm 横106,7cm  

この作品の便利な点は、春夏秋冬の歌があるので、季節ごとに掛け替えなくても良いということ。
ずぼらな人にはいいと思います(笑)。


作品の文頭を接写

2011-10-29 (2)

これは源氏物語を書く時の料紙なので、金箔が贅沢に使われていますね。


作品後半を接写

2011-10-29 (3)

3枚中、最後にちょっと濃い色の料紙を使うと作品が引き締まるような感じがしてきます。



ずいぶんと爽快な感じの運筆だと思ったら、8年前の作品なんですね。
今の私が見ると若いというか青っぽい作品だなあと感じます。

この時に出せないものが今は少し表現出来るようになりましたが
この時の清澄さが今は少しずつ失せてきています。

作品そのものが生きているように、歳月と共に姿が変わっていくのかもしれないですね。


テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/10/29(土) 23:44:37|
  2. ライフワーク作品
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折帖作品

ずっと昔に『寸松庵色紙』という名品の臨書をしようと料紙や折帖を買っておいてそのままになっていたので、先月初めに使うことにしました。

とはいっても寸松庵色紙の臨書ではなく、古今和歌集の春・夏・秋・冬・賀・恋から自分の好きな歌を選び、他の唐紙も使いオリジナルで書いたもの。



2011折帖1

夏の夜のふすかとすればほととぎす なくひとこえにあくるしののめ

夜、室内で撮ったのでなんだか色が薄くなっちゃいました。


2011折帖2

左:しらゆきのふりてつもれる山里は すむ人さえやおもひきゆらむ
右:白雪のところもわかずふりしけば いはほにもさく花とこそみれ


書き始めて少し経った、ちょっと興に入ったところかな・・・
でもこの程度ですから自己満足の域です(苦笑)。
上を見ればきりが無いですからね。
今の私にはこれくらいしか書けないですけど。


2011折帖3

開くとこんな感じです。

色紙サイズ縦14cm×横13cm 1帖16枚
折帖に貼るのは表具屋さんに依頼。


夏は小中学生の展覧会作品の指導中心で師匠のところへ伺ってなかったので
来週、これを持って行こうかと思っています。

テーマ:書道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/09/09(金) 15:28:49|
  2. ライフワーク作品
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プロフィール

コウ

Author:コウ
展覧会活動の他、東京・渋谷区や埼玉・川越市や所沢市で書道を指導しております、コウと申します。

展覧会では大字かな作品を出品し
ライフワークではクラシックな細字作品を作っています。


☆書道教室や書道展、その他お問い合わせは

tomonori015015@gmail.com

までよろしくお願いいたします。

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